MakeX2019東京大会重要事項

2019.9.6

MakeX2019東京大会重要事項

お問い合わせが多かった点や補足事項など、大会出場にあたり再度ご理解頂きたい点をまとめておりますので、今一度下記ご確認をお願い致します。
拡張パーツの利用
  • バッテリーは、MakeX2019用のアドオンパックに付属の黒いバッテリーを使用してください。単三電池、銀色のバッテリ-は使えません。
  • MakeX2019用の拡張パックに入っているセンサー・電子モジュールを全て利用しなければならないという規定はありません
ロボットをリスタートをする際の注意点
  • シングルマッチ開始後に、一旦、ロボットの接触によりアイテムが移動されたり、選手による直接接触によってアイテムが移動された場合、ミッションの再挑戦のためにロボットのリスタートを要求しても、アイテムを初期状態に戻すことはありません。
  • 審判にロボットのリスタートを要求し許可されたとしても、選手がアイテムに間接接触(アイテムに接触したロボットに接触)をした場合、そのアイテムは無効となり、その後に再挑戦してもポイントを獲得することはできません。
  • 競技中、審判に、各ミッションで得点されたかどうかの判定を聞くことを許可します。但し、その時点での合計得点を聞くことはできません。(東京大会ルール)
取り組むミッションの順番
  • 3つのオートマティック個別ミッション(AIM)の取り組む順番に制約はありません。 また、複数のミッションを一連の動きで完遂させることも、ミッションごとにロボットのリスタートを実施して、取り組むことも可能です。

例1)M1→M3→M6を、一回のスタートで、一連の動きで全て完遂させるのは問題ありません。この際、最後のM6のミッションを取り組んだら、その場でロボットをストップさせても構いません(スタートエリアに戻る必要はなし)

例2)M1に取り組んだ後、ロボットをストップ →リスタートし、M3だけ取り組んでストップ →M6のミッションエリアに近い方のスタートエリアから、リスタートしてM6に取り組むことも可能です。

例3)M1→M3→ストップ→リスタート→M6という事も可能です。

但し、リスタート時に、プログラムを切り替える際に、IRリモコンやBluetoothリモコンを使用したり、プログラム自体を再アップロードをすることはできません。mcore上にあるプッシュボタンやMakeblock社の拡張モジュール(タッチセンサーetc..)を使用することは可能です。

  • オートマティックアライアンスミッション(AAM/M7・M9)を取り組んでから、AIM(M1・M3・M6)に取り組むことも可能です。 アライアンスチーム内で、待機中/競技中に話し合って決めてください。
試合直前の待機
  • 競技スケジュールが発表されたら、自分達の競技開始時刻とアライアンスを組むチーム名を確認してください。競技開始時刻の10分前までに、競技アリーナ横の『選手待機エリア』に集合してください。基本運営側からの呼び出しは行いません。競技時間を過ぎてもチームがそろっていない場合、そのシングルマッチにおいて失格となる可能性がありますので、くれぐれも時間の管理には注意を払ってください。
  • 競技時間開始時刻までに、アライアンスチーム内でアライアンスキャプテンを1人決めておいてください。
  • 競技中、スムーズにミッションに取り組むために、競技時間開始前までに、取り組むミッションの順番、ミッション10での担当役割(オペレーター/オブザーバー)を、アライアンスチーム内で相談しておくことが望ましいです。
  • 『選手待機エリア』にメンターが入ることはできません。
シングルマッチ中のロボットのプログラム/機構修正
  • シングルマッチ中にプログラムをリアップロードすることは禁止します。
  • シングルマッチ中にロボットの機構を組み替えることは可能です。(ドライバー使用可)
  • オートマティックステージから、マニュアルステージに移動する際に、ロボットの機構を組み替えることは可能です。
  • シングルマッチ中に、各ポートに接続されたRJ25ケーブルを差し替えることは可能です。
待機時間/練習時間中のロボットのプログラム/機構修正
  • ロボット検査に合格した後、練習時間や待機時間中にロボットのプログラムの修正や機構の修正をすることは問題ありません。
  • ロボットの本体(車体・シャーシ)を変えることは禁止します。 シングルマッチ開始前、検査合格時に車体に貼られた検査ステッカーが貼られているかを審判が確認します。
審判に申告する際の言語・文言
従来の規定通り、原則英語が望ましいですが、小学校低学年の参加者にも配慮し、『自分のチームの色』と『リスタート/終了したいという意味の表現』を審判に伝えれば、英語/日本語どちらを使用してもよいこととします。(東京大会ルール)
  • リスタートの要求

選手:”Red/Blue team requests restart.”(レッド/ブルーチーム リクエスツ リスタート)

審判:”Agree, red team restart.”(アグリー、レッド/ブルーチーム リスタート)

選手:「レッド/ブルーチーム、リスタートしたいです。」

審判:「リスタート許可します。」または「リスタートOK。」

  • 終了の宣言(ステージを規定時間前に終了する時)

アライアンスキャプテン:”Automatic/Manual stage completed.”(オートマティック/マニュアルステージ コンプリ―テッド)

アライアンスキャプテン:「オートマティック/マニュアルステージ終了します。」

各ミッションの攻略ヒント
基本のルール各補足説明は、公式サイト上に掲載されている「説明会資料」Q&A、再度確認してください。 以下は、大会運営本部として再度確認しておいてほしい内容です。
ミッション1
  • 2秒は口頭で審判が数えます。
  • アイテムがライン上にあった場合、平行ライン上にアイテムが収まっている場合は加点します。
ミッション3
  • すべてのミッションに共通しますが、必ずしもラインフォロワーセンサーを使ってラインに沿ってロボットを走行させる必要はありません。
  • 全てのミッションに共通しますが、スタートエリアからスタートして、もう一方のスタートエリアに戻る必要はありません。
ミッション6
  • 2秒は口頭で審判が数えます。
  • アイテムが丸いライン上にかかっているときは加点となりません。
ミッション7
  • 2秒は口頭で審判が数えます。
  • 青チーム、赤チームどちらからスタートさせても構いません。
  • どちらかのチームのロボットだけで全てのミッションをクリアしても、両チームにアライアンスポイントが付与されます。
  • 青チームは青カードを認識し、赤チームは赤カードを認識しなければならないという規定はありません。どちらのチームがどの色カードを判別し、どのごみを処理するかについて、チーム同士で話し合って決めてください。相談は、シングルマッチ中・待機時間中・練習時間中などいつしても問題ありません。
  • アイテムがライン上にあった場合、白線に一部でもかかっていたら加点となりません。
  • カラーカードは、両面テープで軽く固定します。
  • どちらかのチームのロボットが、M7のエリアに残っていて、そのロボットがミッション遂行の為に邪魔でどかしたいときは、必ずリスタートのプロセスで、審判に申告をしてからロボットを取り出してください。
ミッション9
  • 3秒は口頭で審判が数えます。
  • 両チームのロボットが同時にスタートする必要はありません。
  • 両チームのロボットが同時に踊り始め・歌い始める必要はありません。
ミッション10
  • ごみステーションに、完全に入っているごみ(アイテム)であっても、間接接触したら、そのアイテム無効となり、得点になりません。その時点で審判がアイテムをアリーナ外に取り出します。
  • ロボットにより正しくステーションAに処理された円形ごみを、オブザーバーがステーションAからBに移動させ、競技を終えた場合、その円形ごみに対して分別ポイントは加点されません。
  • ロボットにより正しくBに処理された球状ごみを、オブザーバーがステーションBからAに移動させて、規定通りに積み上げた場合、球状ごみに対しての分別ポイントと積み上げポイントの両方が加点されますが、球状ごみをAに移動させたまま規定の積み重ねをせずに競技を終えた場合、Aに残った球状ごみに対しては分別ポイントと積み上げポイント両方とも加点されません。但し、競技終了前に、円形ごみの不足で、既定の積み重ねが出来ないと判断した球状ごみを、再度ステーションBに戻して競技が終了すれば、分別ポイントのみ加点されます。

※ステーションAにある球状ごみが既定の積み重ねをしていない状態とは、

1、球状ごみが円形ごみの上に載せられていない状態

2、球状ごみが円形ごみの上に載せられているが、その球状ごみの上に、さらに円形ごみが載せられていない状態 など

  • オートマティックステージでは、競技中ロボットが取り組んでいるミッションがクリアされる毎に、リアルタイムに審判が得点を記録していく一方、マニュアルステージであるミッション10では、競技終了後のごみの位置によって、ポイント加算の有無を審判が判断します。ただし、審判は競技中、選手が違反していないかどうかをリアルタイムに判定し、減点の記録を行います。
ロボットセルフ検査リスト
大会当日、受付完了後、各チームは大会で使用するロボットの検査を受ける必要があります。 検査に合格すると検査済ステッカーがロボットに貼られ、そのロボット1台のみを競技に使用することができます。 検査に不合格となった場合、大会開始までに検査官から指摘のあった項目をクリアしないと、大会に出場することができません。 必ず事前にロボットセルフ検査リストで、大会で使用するロボットのセルフチェックを実施の上、大会にご参加ください。
エンジニアリングノートの提出
エンジニアリングノートは、参加チームがファイル・ノートなどの形式で、大会参加までの全体の学習過程を記録するのものです。ロボットの試作品設計から構築、練習をする過程での機構の修正やプログラムの修正事項など、すべての改良点について記録する必要があります。大会当日ロボットの検査時にスタッフに紙コピーを1部、提出する必要があります(原本は各自で保管してください)。 優れたエンジニアリングノートを提出したチームは、Engineering Notebook Award(エンジニアリングノートアワード)が授与されます。
MakeX2019東京大会競技会場の設備
大会競技会場の設備に関する重要情報 です。必ず事前にご確認の上、大会へご参加ください。