MakeX2019 東京大会 ミッション10 -ごみのリサイクル

ミッション10: Garbage Recycling ごみのリサイクル

 

ミッションの背景:

市中心部のごみリサイクル工場が故障しています。市の中心部に積まれたごみは、分別して正しいごみステーションに移す必要があります。アライアンスチームのロボットは、協力しながらごみのリサイクルの為に、分別作業を行う必要があります。  

ミッション要件:

まず、アライアンスチームは、オペレーターと、オブザーバーに分かれます。 オペレーターがBluetoothコントローラで操作するロボットによって、 ①アリーナ上の円形のごみを指定されたごみステーションA(図1参照)に移動する必要があります。円形のごみを正しく配置することに成功するごとに5ポイントを獲得します。 ②アリーナ上の球状のごみを指定されたごみステーション B(図1参照) に移動する必要があります。球状のごみを正しく配置することに成功するごとに5ポイントを獲得します。 競技中に、アライアンスチームのオブザーバーは、ステーション B にある球状のごみを、ステーション A に持っていき、 ごみステーションAのスペースを確保するために、図2に示すように、ごみを積み重ね、追加ポイントを獲得することが可能です。 アライアンスは、ステーション A 内にごみを積み上げに成功するごとに5ポイントの追加ポイントを獲得することができます。このミッションにおける満点は100ポイントです。

図1

 

図2

 

スコアリングの詳細:

マニュアルステージの終了後、ごみ、もしくは、積み上げられたごみが、完全に正しいごみステーションの中にある場合、アライアンスチームは得点を獲得することができます。 マニュアルステージでは、オブザーバーは、ごみステーションエリアA (図2参照) 内のごみを積み上げることだけできます。オブザーバーがこれに反した場合、ルール違反となり、チームは20ポイント減点となります。 積み重ね作業中に、オブザーバーはロボットと接触するアイテム(ごみ・ステーションのフレームなど)に触れてはいけません。オブザーバーがこれに反した場合、ルール違反となり、チームは20ポイント減点となります。 積み重ね作業中に、オブザーバーは、完全にごみステーション内に入っていないごみに直接または間接的に触れることができません。もしオブザーバーがこれに違反した場合、ルール違反となり、チームは20ポイントの減点となります。 ロボットによってごみが間違ったごみステーションに完全に移動された場合、20ポイントの減点となります。オブザーバーまたはロボットが、間違ったごみステーションから、正しいごみステーションの中にそれを完全に移動させた場合、対応するごみに対して、スコア(5ポイント)を獲得することができます。 もしオブザーバーが、ロボットによって完全にステーションBの中に移動された球状のごみを、ステーション A に運んで、積み上げを行ったら、球状のごみについて得点を獲得することができます。オブザーバーが積み上げをしない場合、ステーション A の球状のゴミをスコアリングすることはできません。 もしオブザーバーが、ロボットによって完全にステーションAの中に移動された円形のごみを、ステーション B に運んだ場合、円形のごみについて得点を獲得することはできません。 このミッションのスコア = 「球状と円形のごみの分別」 + 「積み上げ」ポイントなります。1つの試合ごとに、違反の減点が計算されます。

図3

図4